矢田寺の歴史と北僧坊

真言宗について

日本の仏教の宗派には数多くの様々な宗派が存在し、各宗派にはたくさんの信者様がいます。日本の歴史に深く影響を与えた宗派の中でも、こちらでは真言宗についてご紹介いたします。

真言宗の始まり

真言宗は平安時代、弘法大師・空海(こうぼうだいし・くうかい)が中国に渡り密教を学び、それを日本に伝えたのが始まりとなっています。遣唐使として中国に渡った空海は、長安にて青竜寺の高僧である恵果から金剛界、胎蔵界の両密教の奥義を伝授されました。

空海が日本に帰国した後、嵯峨天皇から高野山を修行の山として賜り、高野山金剛峰寺を建立します。また東寺を勉学や行政、苦悩する人々を救済するための根本道場として与えられ、東寺真言宗総本山ができあがりました。

真言宗の教え

真言宗の教えの中心となるのが即身成仏です。自分自身を深く見つめながら「仏のような心で」「仏のように悟り」「仏のように行う」という生き方です。本来私たちは仏様と同じ心を生まれながらに持っているのですが、日々の忙しい生活の中でなかなかこの心を埋めることができません。

その心に花を咲かせ仏様と同じように行動と言葉、心を清らかにすることで、生まれてきたこの身このままで、仏様になることができるという考えです。また、この教えをもとに人々が共に高めあっていくことで、世界に平和がもたらされ理想世界として、密厳仏国土が完成するという考えも生まれました。

また、真言宗には様々な宗派が存在します。高野山真言宗はその宗派の中のひとつで、当坊は一千三百年の歴史を誇る高野山真言宗に属する寺院でございます。皆様には矢田寺やあじさい寺などの呼び名で親しまれております。春は満開の桜、五月にはつつじ、六月から七月にかけてはたくさんのあじさいが咲き誇り、秋にはもみじの紅葉など春夏秋冬様々な趣でお迎えいたします。

真言宗葬儀や供養に関することはお気軽にお問い合わせください。また、永遠の安らぎを保証する新しいタイプの墓所である永代供養堂は無宗派の方でも受付が可能なためご安心ください。水子供養も行うことができ、女性にとっては心の安らぎともなるかと思います。

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矢田寺の主な行事

修正会
一月一日~三日
修二会
二月一日
涅槃会
二月十五日
春彼岸会
春分の日の前後一週間
正御影供
四月二十一日
開山会
六月六日
盂蘭盆会
八月一日~七日
施餓鬼会
八月十八日
地蔵盆
八月二十三日、二十四日
秋彼岸会
秋分の日の前後一週間
仏名会
十二月九日
弘法大師御影供
毎月二十一日
地蔵菩薩欲日
毎月二十三日